書籍・雑誌

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら

再開後初めの記事は本の感想です。

取り上げますのは、これ
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もう色んなところで話題になっていると思いますが、僕が購入したのは一月ほど前でしょうか。某ネット記事で、ドラッカー学会で話題となった、ドラッカー入門書としてバカにできない良書との紹介文に出会い、その足で書店に行ったもののどこにも置いてなく、アマゾンで調べたらそこでも在庫切れだったので、急いで注文して1週間後に手に入れたもの。
以前、出張の際に立ち寄った東京の某書店でドラッカーコーナーを見てから、ドラッカー読みたいなと思っていたものの、著作の多さとぶ厚さに踏み込めないでいた僕にとっては、まさに探していた本です。で、ついでに本家ドラッカーの「マネジメント」(もちろんエッセンシャル版)も一緒に購入しました。
残念ながら、本家はまだ読んでいませんが、こちらの本は読みやすく、現在2回目中です。

粗筋は簡単。タイトルどおり、突然高校野球の女子マネになった女子高生が、ドラッカーの「マネジメント」に出会い、それを活用して仲間とともに甲子園出場を目指す、というもの。
お話としてはちょっとおかしな点もあるし、何より野球を知っていればこそ「そんなにうまくいく訳ない」と考えるであろう、ご都合主義的な部分は多分にあります。
その点を批判されることもあると思いますが、この本の本質はそこではないのです。どうしてもそういう部分に拘る人は、寓話として読め!といいたい。
では本質はというと、これは青春小説の体を借りた、「マネジメント」の入門書なのです。
そして、その見方で読み進めると、これは非常に面白く、かつ判りやすい本です。
僕が一番感動したところは、冒頭みなみちゃん(主人公ね)が「マネージャーの資質」についての記述を読むところです。
「マネジメント」には、「マネージャーの資質」として最も大切なこととして「真摯さ」と記されています。
それを読んだみなみちゃんは、電撃に打たれます。涙が溢れ、そしてさめざめと泣き続けるのです。
実はここで僕も泣きそうになりました。正直僕もこの「真摯さ」という言葉には感動しました。
(既にご存知の方には「何を今更」でしょうが)
僕も職場では管理職。ですが実際うまく出来ているわけではないと思います。日々人をまとめる難しさなど実感しており、未だに自分はマネージャとしてどうなんだ、と悩む毎日です。
そんな悩める中間管理職には、まさに珠玉の言葉です(ちと大げさか)。新人マネージャとして不安の中で活動を始めたみなみちゃんにとって、この言葉は背中を押してくれる力強い言葉であったことでしょう。そして、その言葉に感動し涙を流す彼女に、40も後半のおっさんが共感して感動してしまったのでしたcoldsweats01

ということで、僕と同じような悩めるマネージャーには、「マネジメント」の入門書として、またこれだけでも解決へのヒントを示す本として、推薦できる本です。

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栗本薫さんの逝去に思うこと

お昼休みにラジオのニュースを聞いていて、愕然としてしまった・・・
栗本薫さんがすい臓がんで亡くなったとのこと。
56歳だって・・・若すぎます・・・
ずっとグインサーガを読んでたけど、ここ数年は何冊かまとめて読むスタイルで、後書きも読んでなかったので、病状がそこまで深刻だったとは知らなかった。
正直今でも信じられない気持ちがあります。彼女はグインをライフワークと言っていたし、完結まで頑張ってくれると勝手に信じていた気持ちがありました。
結局、未完ということになるのか・・・
誰かが引き継いで書くかもしれないけど、それはもう栗本さんのグインサーガでは無い気がするので、もう読まないかもしれないなあ・・・
僕は全然熱心な読者ではないけど、それでも悲しく思うし、喪失感を感じます。
ああ、残念。
でも、あちらでもグインを書き続けられるのかな、なんて想像したら、ちょっと気持ちが楽になった。
今まで胸躍るストーリーを与えてくれてありがとうございました。
心からご冥福をお祈りします。

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いま経済成長は必要なのか

いささかタイミングが遅いですが、「日経ビジネスアソシエ」誌の昨年10月7日号に考えさせられる記事が載っていたので、取り上げてみたいと思います。

その記事は、アンドリュー・J・サター氏の連載「仕事の新常識」。
「経済成長」というタイトルで、本当に経済成長が必要なのか、疑問を投げかけています。
テキストの先頭の要約は次のとおり。
「経済は未来永劫、成長し続ける-この考えは幻想に過ぎない。
経済成長は地球環境に大きな負荷をかけるし、負荷を小さくしても公平性の問題が残る。
数字よりも生活の向上を目指す「減成長」の考えを知ろう。」

経済成長率はGDPの増加率で表されます。
サター氏は、GDPには国民の「幸せ」は含まれていないことを指摘しています。
いくら成長したとしても、それが過酷な長時間残業など人々の犠牲の上に成り立っていれば、そんな成長は喜んでいられない。また、商品による健康被害の可能性もあるし、環境破壊などにより国民の健康的な生活の脅威になるケースもあるでしょう。

続きを読む "いま経済成長は必要なのか"

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京都、オトナの修学旅行

昨日今日といい天気が続いています。この季節では珍しい。ましてや今冬は寒くなると言うし、こういう貴重な機会は逃してはいけない!はずなのに~

二日続けてお寝坊さんweep
自転車にも乗れず、駅から徒歩のパターンもできず、車で出勤。
何やってんでしょうかね・・・反省。


気を取り直して、本のご紹介。

「京都、オトナの修学旅行」という本です。

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著者の山下裕二さんと赤瀬川原平さんが、「オトナの修学旅行」を提唱し、京都の代表的な古寺などを巡っての紹介が対談形式でまとめられています。
裏の紹介には、こう書かれています。
「京都といえば修学旅行。修学旅行といえば、お寺や仏像。イコール退屈。それは子供の修学旅行だったから。」
とし、お寺などの味わいが感じられるようになるには、オトナであることが必要として、歳をとってからこその「オトナの修学旅行」をしよう、という訳です。
中に取り上げられている場所には、先日の旅行で行かなかった場所もあって、東寺や二条城、樂美術館などは、次回旅行する際には是非訪れたいと思います。
狩野派を「ゼネコン」と表するなど面白く紹介されていますし、対談形式だから読み易い。古寺などの鑑賞のヒントになっていて、京都に行ってみたいという方にはお勧めです。
ただ、この人たち、一般には公開されていない場所にも入っていて、そういう場所の紹介もありますから、書かれている全てのものが見れるとは思わないように注意しましょうcoldsweats01
私も先日京都旅行に行ってきたばかりですが、この本の趣旨と同じく、歳を取ったからこその京都なんですよね。

できれば、旅行に行く前に読みたかったweep
この本を購入したのが、旅行の最後、帰途に就く前の京都駅だったなんて、なんて皮肉なタイミングなんでしょうかsign01

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小さいことにくよくよするな(その2)

前回の記事は随分簡単に説明してしまったので、フォローアップ記事です。

さて、ストレスとは何でしょうか?
定義としては、「外界の刺激に対する生体の反応」ということになるようです。
本来、「ストレス」とはこの反応のことで、「ストレス」をを与える原因となる刺激のことを「ストレッサー」というそうですが、現在の日本では「ストレッサー」もストレスと呼ばれていますね。(このサイトなど参考にしてください)
ストレスには人を活性化させる良いものもありますが、人に悪い影響を与えるものもあり、僕たちを悩ませるものも悪いほうですね。
残念ながら、生きている限りストレスとは付合い続けなければなりません。
となれば、悪いストレスに対する方策を取る必要があります。
それは例えば、耐性を高めること、あるいは良いストレスに変えるような心の変換などが考えられます。

緊張についても調べてみました。
「緊張と言うのは医学的にいうと、アドレナリンというホルモンの分泌だそうです。アドレナリンの分泌による主な特徴は、心臓興奮、血圧上昇、気管支拡張などで、それにより呼吸が多くなり、顔がほてるなどの症状が現れます。これは、脳が速い決断を下すために空気をたくさん取り込んで、脳へ新鮮な酸素を供給するためとのことです。本来,アドレナリンは体を活動的にさせるよう作用するものなので,アドレナリンの分泌が適度であれば,体の動きはすばやくなるし,脳の回転も速くなります。 」
「緊張が高すぎるとアドレナリンが過剰に分泌されてしまうので、ドキドキ感がひどくなり、のどが渇き、体も硬直してしまいます。これでは,頭がうまく働かず,言葉もスムーズに出なくなり,シドロモドロになるのは当然です。」
(こちらのサイトから引用しました)
つまり、「緊張」は「ストレス」の一つの現れということが言えそうですね。適度な緊張はいいけど、過度な緊張は悪い影響を与えますね。

僕の場合、昔から過度に緊張し反応する、いわゆる「あがり症」というもので、それが高じて消極的な性格になっていました。
それを徐々に克服したのは、「慣れ」と、「大したことじゃないさ」と自分に言い聞かせて落ち着かせることができるようになったことからだと思います。
もちろん、今でも根本的なところは変わっていませんが、このような気持ちを楽にさせる方法をいくつか身に着けたのが大きいと思います。

この「小さなことにくよくよするな」を読んだ時、まさに自分がやってきた方法、考えと同じことが書いてあるのに驚きました。この本が最初に刊行されたのは今から10年前くらいのようですので、内容を何らかの形で吸収したかもしれませんね。

この本には、緊張に対処する方法も、ストレスを良いものに変えていく方法も書かれています。
自分が「ストレッサー」にならない方法、つまり穏やかに生きる方法、とでも言うべきものも書かれているように思います。
もちろん、ストレスへの耐性に個人差があるように、全ての人に受け入れられる訳ではないでしょうが、この本には100の項目がありますから、どれか一つは「なるほど」とか、「やってみたい」と思う項目があるのではないでしょうか。

参考までに、項目のタイトルをいくつか挙げておきます。

・完璧な人なんて、つまらない
・死んでも「やるべきこと」はなくならない
・たいていは相手が正しい
・ストレスに強い人はストレスが増える
・「人生は非常事態でない」ととなえる
・批判は受け止めれば消えていく
・いま、リラックスする
・日頃のこころがけがその人をつくる
・人のせいにするのを止める
・自分のために時間をつくる
・今日が人生最後の日だと思って暮らそう

などなど他にもありますが、紹介はこの辺で。興味を持たれたならば、ご一読ください。

ところで、この本の中に「自分の葬式に出ているところを想像する」とありますが、これって「七つの習慣」のパクりsign02
他にもコヴィー博士の名前が出たりしてますので、「七つの習慣」の影響のもとに書かれたことは間違いないと思います。
「七つの習慣」については、またどこかで取り上げたいと思います。

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小さいことにくよくよするな

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数年前にベストセラーとなった本ですが、その時は食指が動かず、文庫化されたのを機会に読んでみました。
ストレスまみれの中でストレスに潰されずに生きるこつが書いてありますし、嫌な人への対応などに参考となる部分もあって、今の自分には大いに有益でしたhappy01
一つ一つの項目が短くて、前後の話と独立しているので、途中からでも、少しずつでも、読める点は、内容ともマッチして非常にいいと思います。
ストレスで大変な思いをしている方にはお勧めです。

自転車で走るのも、ストレス解消や気分転換に非常に有効ですねspa
自分はこういう趣味に巡り合えて幸せですhappy01

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「手帳ブログ」のススメ

Photo ブロガーの皆さんは、ブログを始める際に何を参考されたのでしょうか?

僕の場合、実際のブログと、この本「手帳ブログのススメ」です。
著者の大橋悦夫さんは、「シゴタノ!-仕事を楽しくする研究日誌」というブログ(というかサイト?)を運営されておりまして、僕もそのブログを見て、この本の存在を知り購入した次第です。

この本の紹介文を引用すると、
「ブログを手帳的に「第2の頭脳」として活用するためのアイデアやヒントを紹介。「記録する」「読み返す」「やってみる」「習慣をつくる」のブログの4つのサイクルが、ビジネスの成功や夢の実現へとつながります。 」
となっております。

ただ、僕は仕事に役立たせよう、という意識は殆どありませんでした。
この本で僕が得たのは、「ブログは自分のためでもある、自分が書きたいことを書けばいい」こと。そして「少しずつでいいから続けること」でした。
それまではブログを始めようと思っていても、立派なものをつくろうと肩に力が入っている状態で、なかなか始めることができませんでしたが、この2点の意識の変換が、「とにかくやってみよう、別に誰かに見せなくてもいいんだし」という気持ちへの変化をもたらしました。
そして、このブログを始めたわけです。

この本は読み手の意識によって捉え方も違うと思いますが(殆どの本がそうでしょうけど)、ブログを始めるヒントとして役に立つのではないか、と思います。もちろん「仕事に役立たせること」の参考にもなると思います。
ブログの基礎知識や、始め方、続け方もちゃんと書いてありますので、これからブログをやってみたいと思っている方にお勧めです。

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「医師がすすめるウォーキング」

215nyq2p9gl_aa200_ という本を読みましたので、感想を。

筆者は人間ドックの医師。
ウォーキングが健康にいいことは皆さんわかっていると思います。
メタボリックシンドロームの解消のため運動に取り組む場合、多くの人にとって問題は、まず取っ掛かり、そして継続することでしょう。
運動不足だからこその肥満でしょうから、そういう人に運動しろといってもなかなか難しい。ましてや続けることなんて。

筆者が訴えるのは、頑張って歩くことではなく、少しずつ取り組んで続けること。
日常生活の中で少しずつ歩くことからはじめ、やがて楽しみを見つけ距離を伸ばし、継続する。
一日プラス「1000歩」で日常生活を活性化-筆者は「ライフサイクルウォーキング」と呼んでいますが、無理なく始めて続けることを、説いています。

すでにウォーキングをしている僕には特段目新しいことではないですが、まさに運動不足で、これから何か始めようとしている人にはピッタリの本だと思います。
新書で¥660と安いしね(^^ゞ

初めに書いたように、運動不足の生活に慣れちゃっている人には、いくらダイエットしろ、運動しろと言ってもなかなか難しい。それこそ僕くらいショックを受けなけりゃ(高血圧で「いつ血管が切れて死んでもおかしくない」と言われた)、重い腰を動かさないでしょう。
そういう人には、少しずつ始めることが大切です。普段運動していない人がいきなり激しいスポーツをしても、疲れや筋肉痛があって、継続することが難しいですから。
その点で、この本に書かれていることは、いいヒントになると思います。

ところで、自転車はどうでしょうか。
運動強度の面では、ウォーキングより遥かにいいですから、ある程度身体を動かすことができ、懐に余裕がある人にはお勧めします。
ですが、自転車は、初心者にはなかなかハードルが高いと思います。
スポーツバイクはそれなりのコストがかかるし、独特のウェアなど躊躇する部分が多い。一緒にやってくれる仲間がいればいいですけど。

その点、ウォーキングはハードルが低い。この本に書かれているように、日常生活の延長で歩くなら、気軽に始められます。
もし今運動不足で運動したいと思い、何をやっていいか迷ってるなら、まずは気軽にウォーキングから始めましょう。
そして、ウォーキングにはない爽快感を求めたいならば、自転車の世界にいらっしゃい\(^o^)/

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